2003年 1月12日 静岡県 富士山

 冬は、空気の透明度が良く富士山が一番良く見える季節です。特に関東周辺は、冬は晴れる確率が高いので、見える確率も当然高くなります。おまけに、雪をかぶっていて、富士山はとっても絵になります。そんな訳で、冬には富士山を撮影しに行くことが必然的に多くなります。月にてらされた富士山って、ホント幻想的ですばらしいんです。

 前日にも撮影に出掛けていたので、昼過ぎまで寝て夕方から出掛けました。当然、現地に着くのは夜です。今回は、富士山も南側から富士山と北天の星空を撮影してみたかったので、富士宮周辺を撮影場所にする事にしました。
しかーし、富士宮周辺の撮影場所は知らないのです。月明かりを頼りに撮影場所を探すことにしまました。

 事前に当たりをつけていたのですが、思ったような場所には出ませんでした。ここかな?とおもった林道を走って行くとなんだか木が生い茂ってくるし、砂利道になってしまうし・・・・。このままでは遭難してしまうので、元の場所に戻って作戦会議です。そんなこんなで、やっと描いていたロケーションの場所を見付ける事が出来ました。

 撮影のタイミングがまだ早いので、周辺を更に探しにまわりました。でも、なかなかいい場所って無いですね。結局、さっき探した場所に戻って待つ事にしました。




         

 
 富士山から北斗七星が昇ってくるところを撮影しました。標準レンズだとちょっと窮屈です。もうちょっと広い画角で撮りたかったなー。
北斗七星が昇ってからは、広角レンズで撮ったりしてしんでいました。この場所からは夜景がきれいに見えるのですが、夜景の明かりに負けずにカノープスも見えました。下の方は霞んでいたので撮影はしませんでしたが、結構カノープスって見えるんですね。びっくりしました。

 本当は、夜明け前に朝霧高原に移動して富士山とさぞり座を撮りたかったのですが、夜半前から雲が広がってきたので、仕方なく帰ることにしました。ひょっとしたら、家の周辺では晴れているかも知れないので、ちょっとだけ期待しながら家へと向かいました。




やっぱり、晴れました!!

家から車で10分弱の海岸なのですが、砂浜の海岸からは朝焼けの中さそりが昇ってきていてきれいでした。


 あわよくば、海から昇るダルマの太陽を撮影しようとも思ったのですが、低空に雲がありさすがに無理でした。でも、家の周辺から何度か水平線に沈むワイングラス型をした太陽を見ました。いつかは、グリーンフラッシュを見てみたいな〜。



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